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中高年に多い生活習慣病

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肝臓がフォアグラに

脂肪肝とは、食べ過ぎや過度な飲酒により、肝臓に中性脂肪がたまってしまう病気です。フォアグラと同様な状態であり、健康状態が良いとは言えないのです。肝臓は、沈黙の臓器とも呼ばれ、胃痛のように痛みで警告を発することはなく、痛みが出てしまったときは、かなり病気が進行していると考えられます。脂肪肝が進行すると、肝硬変や肝臓がんなどを引き起こし、生命の危機に瀕します。ですから、健康診断などで医師から指摘を受けた方は、早期改善に向けて努力が必要です。脂肪肝の方は、高尿酸血症や糖尿病予備軍など、他の生活習慣病を併発されている方が多く、脂肪肝を改善することで、これらの病気も改善されます。また、血流が良くなることで、疲労感や頭が重いなどといった症状も緩和されてきます。余暇を十分に楽しんだり仕事がはかどるなど、生活の質を好転させることができるのです。

運動療法と食事療法

脂肪肝の治療は、食事療法と運動療法が主になります。食事療法は、糖質や脂質を制限し、禁酒することが求められます。しかし、過度な食事制限は体の栄養バランスを崩すことになります。人間が生きるための必要最低限のカロリーは摂取し、1600kcalを下回るような食事制限は控えましょう。運動療法では、ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動が効果的です。長くゆっくり運動することで、酸素をしっかり体に取り込み、脂肪を燃焼していくのです。息切れするような早い動きでは、酸素が体へ十分に取り込めず、効果的ではなく長続きもしないのです。太っている方は、膝を痛めることもあります。一日30分程度を目安にして、やりすぎには注意が必要です。早い方なら、一ヶ月ほどで2〜3kgくらいは体重が落ち、肝臓の数値も改善されていることでしょう。最近ではサプリメントを使った改善方法も注目されています。